UI/UX、プロダクト開発、組織構築までを一気通貫で担ってきた経験に、AIを組み合わせる。AIで「つくる」ことを速くするだけではなく、人とAIがより良い判断を続けられる仕組みを企業の中につくります。
100社超・500以上のプロジェクトの中から、経営・現場・利用者・開発が複雑に関わる案件について、鳥越康平の役割と成果が分かる代表的な3件を紹介します。
※掲載画面は一般公開されているサービス画面を参照しています。

多数のデジタルサービスと業務システムが存在する中で、利用者体験を捉え、継続的に改善する専門部門が整っていなかったヤマト運輸。社内の事業責任者・現場・開発会社と対話しながら課題を可視化し、複数のデザイン人材を編成・ディレクションしました。また、非デザイナーもUX設計に参加できるプロセス・ツール・教育の仕組みづくりにも取り組みました。
約5年間にわたり、複数のプロダクトの新規立ち上げ・改善に伴走しながら、UI/UX設計だけでなく、社内でデザインを扱うためのプロセスや共通言語づくりまで支援しました。
契約・料金・通信量など膨大な情報を扱う管理アプリ。「今、この利用者に必要な情報は何か」という視点で情報構造を再設計し、意味のある単位のカードとして提示する体験を構築しました。丁寧な接客を受けるように、必要な情報へ迷わず到達できる体験を目指しました。アプリは2021年度グッドデザイン賞を受賞しています。

長期間にわたり会員数が横ばいだったdmenu。企業が提供したいサービスと利用者が受け取る体験の間の距離を問い直し、利用目的・情報の優先順位・導線を整理して情報設計と顧客体験を全面的に再構築。「使う理由」を理解し、継続して価値を得られる構造へ変えました。




























AIで個人の生産性を高めるだけでなく、組織そのものを強くします。

経営・事業・現場・ユーザーのContextを構造化。AIも活用しながら大量の情報から論点を整理し、提供価値、必要機能、優先順位、ロードマップへ変換します。
リサーチ、業務フロー、シナリオ、情報設計から、ユーザーをどの状態へ導くべきかを定義。AIが画面を生成する時代だからこそ、その前段となる「何を体験させるか」を設計します。
曖昧な構想を言語化・構造化し、AIとともにUI、Prototype、実装まで高速に検証。人間が判断し、AIがつくる、新しいプロダクト開発プロセスを構築します。
エンジニア、デザイナー、事業部門、AIをつなぎ、判断理由と設計原則を共有。生成速度だけでなく、Design DriftやExperience Driftを検出し、品質を継続的に保つ仕組みをつくります。
個人がAIを使えるだけで終わらせず、判断基準、Knowledge、Design System、プロセス、レビュー、教育を組織資産として構造化。誰が参加してもAIを活用して改善を続けられる状態をつくります。
画面をつくるだけではなく、事業と組織にUI/UXが根づくところまで担う。

デザインの価値は、画面の美しさだけではありません。事業が実現したいことと、利用者が本当に必要としていること。その両方を理解し、何をつくるべきか、何をつくらないかを判断すること。そして、その判断を実際に使われるプロダクトへ変えることに、デザインの価値があると私は考えています。
そのため、私は完成した要件や仕様を受け取るところからではなく、課題そのものを整理する段階から関わります。経営、事業部門、現場、利用者、デザイナー、エンジニア、外部ベンダー。それぞれが異なる立場と言葉を持つなかで、共通の目的と判断基準をつくり、プロジェクトを前へ進めます。
ただし、外部の専門家だけが判断できる状態では、支援終了後に改善を続けられません。だから私は、成果物だけでなく、目的、Context、体験の判断基準、Design System、品質基準、プロセス、レビュー、教育まで、人とAIが使える形で企業の中に残します。AI時代の今、デザイナーの仕事の何が変わり、何が変わらないのかを研究しているのも、同じ理由からです。

大学時代からデジタルプロダクトの設計に関わり、UI/UXを軸に事業構想、プロダクト開発、デザイン組織構築に25年以上携わってきました。2003年、Samsung Electronicsでは、世界各国で使われる製品のUI/UX設計と開発を経験。その後、株式会社ZEPPELINを創業し、代表取締役として、国内外100社超・500以上のプロジェクトを支援しました。独立後は企業の内側に入り、UI/UXコンサルタント、PdM、デザインディレクター、組織責任者、教育者として、構想から開発、組織定着までを横断して支援しています。現在は、これまで蓄積した判断原則をAIと接続し、プロダクト開発そのものを進化させる研究・実践を進めています。
通信、金融・決済、物流、製造、小売、食品、ヘルスケアなど、扱ってきた領域はさまざまです。これまで関わったアプリやサービスの累計利用者は、1億人を超えます。設計者、経営者、組織責任者、教育者。そのすべての経験を使い、事業と利用者の双方にとって必要なプロダクトをつくります。
ツールを使えることではなく、人間とAIが正しく判断できる仕組みをつくります。
2003年、韓国Samsung本社のデザイン部門に入社し、グローバル市場向け製品のUI/UX設計・開発に携わりました。
国、文化、言語、端末環境が異なる利用者に、どうすれば共通して理解できる構造と操作を提供できるのか。企画、デザイン、エンジニアリングと連携し、体験とUIを実装可能な仕様へ落とし込みました。
大規模な製品では、一人の好みや一枚の画面だけで判断できません。利用文脈、技術制約、ブランド、品質、量産スケジュールを同時に扱い、異なる専門性を持つ人と合意を形成する。この経験が、現在の仕事の原点になっています。
帰国後、株式会社ZEPPELINを創業しました。設計やデザインだけでなく、営業、提案、契約、採用、チーム編成、品質管理、プロジェクト収支、顧客との継続的な関係構築まで、創業者・代表取締役として事業全体を担いました。
国内外100社超・500以上のプロジェクトに関わり、通信、金融、小売、物流、製造、食品、ヘルスケア、メディアなど、幅広い業界を経験しました。
ここで身につけたのは、よいデザインをつくる力だけではありません。事業責任者の考え、現場の業務、利用者の行動、開発者の制約を同じテーブルに載せ、プロジェクトとして成立させる力です。
独立後は、外部の制作者として成果物を納品するだけでなく、企業の一員として、何をつくるべきかを考える段階から参加しています。
UI/UXコンサルタント、PdM、プロダクト開発支援、デザインディレクター、組織責任者、人材育成など、プロジェクトに必要な役割を横断して担います。
支援の目的は、私がいなければ改善できない状態をつくることではありません。意思決定の理由を言葉にし、判断基準、設計プロセス、ツール、教育を再利用できる形にして、企業の中に残すことを重視しています。
現在は、25年以上蓄積したUI/UX、プロダクト開発、組織構築の知見をAIと接続し、プロダクト開発そのものを再設計する研究・実践を進めています。
AIで「つくる」ことを速くするだけではなく、目的、ユーザー理解、体験の判断基準、デザイン原則、品質基準までを構造化。人とAIが同じContextを使いながら、より速く、より高い品質で改善を続けられる仕組みを企業の中につくります。
経営の最上流課題から捉え、ユーザーの手元に届く体験価値まで一気通貫で支援します。
目的、期待成果、制約、意思決定者を確認。インタビュー、観察、既存データから現場・ユーザーを理解し、業務フロー、カスタマージャーニー、情報、例外を可視化します。
提供価値、要件、優先順位を決め、何をつくるかと同時に何をつくらないかを明確にします。AIでUI、Prototype、Codeまで具体化します。
AIを活用したプロトタイプで早期に確かめ、技術者と実現方法を比較。仕様、判断理由、例外を共有し、実装とリリースへつなげます。
Experience DriftやDesign Driftを検出し、利用状況と設計品質を継続的に検証。判断基準、Knowledge、ツール、教育を社内へ残します。
方法論を当てはめるのではなく、企業の状況に合わせて、必要な深さと速度を設計します。
AIで、プロダクト開発そのものを再設計する。
AIで「つくる」ことを速くするだけではなく、Purpose、Context、体験の判断基準、Design System、品質基準までを構造化します。人間が目的と判断基準を定め、AIが探索、生成、比較、監査を担うことで、より速く、より高い品質で改善を続けられる状態をつくります。
個人の生産性を高めるだけでなく、判断とKnowledgeを人とAIが共有できる組織資産へ変える。
経営・事業・現場・ユーザーの情報を構造化し、目的、提供価値、優先順位、ロードマップへ変換します。
優秀なUXデザイナーの判断を、AIと組織が使えるKnowledgeへ変換。何を体験させるかを共通言語にします。
デザイン資産を人だけでなくAIも利用できる構造へ。画面と実装を高速に生成できる状態をつくります。
要件からUI、Prototype、Codeまで高速につなぎ、人が判断し、AIがつくる開発プロセスを構築します。
生成したUIが目的や判断基準からズレていないかを監査し、Design DriftとExperience Driftを検出します。
判断理由、レビュー、ツール、教育をAI Knowledge Architectureとして構造化し、組織が再利用できる状態をつくります。
デザインシステムは、色、文字、余白、コンポーネントなど、複数の画面の見た目と実装をそろえます。
Experience Systemは、その手前にある判断をそろえるための仕組みです。誰に何を伝えるのか、何を優先するのか、何を取り除くのか、どのような感情や行動を生み出したいのか。その原則を言葉にし、人とAIが設計、検証、更新できる状態をつくります。
DESIGN SYSTEMは、画面の見た目をそろえる。
EXPERIENCE SYSTEMは、画面を生み出す判断をそろえる。
『UI/UXの本質』は、画面のつくり方やツールの操作方法を説明する本ではありません。デザインとは何か。コンセプトは、機能、言葉、動きにどうつながるのか。プロダクトは、利用者にどのような状況を生み出すべきなのか。そして、AIがUIを生成できる時代に、人は何を考え、何を判断するのか。
Samsung Electronicsでのグローバル製品開発、ZEPPELINの創業・経営、国内外100社超・500以上のプロジェクト、企業内でのUI/UX組織構築。そのなかで考え、試し、確かめてきたことを、再利用できる設計原理としてまとめています。

デザインとは、思想に輪郭を与える行為である。
コンセプトとは、思想を具体的な形へ変えるための設計原理である。
画面を設計する前に、そのプロダクトが利用者にどのような状況を生み出すかを描く。
制約を避けるのではなく、制約のなかで思想を研ぎ澄まし、プロダクトの存在意義を明確にする。
UIをつくる力が広く開かれるほど、何をつくるべきかを判断する力が重要になる。
AIツールの操作だけでなく、利用者と事業の課題を捉え、設計の理由を説明し、検証しながら改善できる力を育てます。現在は開校準備中で、実践モニターを募集しています。
UI/UX未経験、あるいは経験がほとんどない方向け。ツール操作だけでなく「なぜこのUIなのか」「誰のどんな問題を解決するのか」まで考えられるデザイナーを育成します。
実務経験があるデザイナー向け。UXリサーチ・課題定義・仮説構築・プロトタイピング・ユーザーテストという実際のデザインプロセスにAIを組み込みます。
まだ要件が決まっていない新規事業、既存プロダクトの再設計、AIを活用したプロダクト開発プロセス、Experience SystemやDesign System、品質監査、組織定着まで、現在の課題をお聞かせください。

UI/UX責任者・リード、PdM、新規事業・プロダクト立ち上げ、デザインディレクション、組織構築、AI × Product Development支援まで、何をつくるべきかを考える段階からご相談いただけます。
UI/UX戦略・プロダクト構想/AIを活用したプロダクト開発/UI・Prototype・Code生成/Experience System・Design System構築/Design Drift・Experience Drift監査/AI活用プロセス・組織導入/人材育成・法人研修
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